「子どもの貧困」に立ち向かう教育・保育の実践方法の体系化についての研究

• 研究課題/領域番号: 25K06114
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分09030:子ども学および保育学関連
• 研究機関: 尚絅大学短期大学部
• 研究代表者: 増淵 千保美 尚絅大学短期大学部, その他部局等, 教授 (00555386)
• 研究分担者: 陳 勝 尚絅大学短期大学部, その他部局等, 助教 (70990571)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2028年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 子どもの貧困 / 参加型調査 / シングルマザー世帯 / 保育者 / 教育・保育の実践方法体系

研究開始時の研究の概要

本研究は、子どもの貧困に立ち向かう教育・保育の実践方法の体系化を目指す。貧困を背負わされた子どもに対して、教育・保育はまず当事者の声から「子ども理解」を深め、その取り組む課題を明らかにすることが求められる。
そこで、①貧困を体現するシングルマザーと子どもの語りから、教育・保育の実践課題の設定に必要な子ども理解の「視点」と理論的「枠組み」を抽出する。
②実践者への聴き取りと実践事例（記録）の分析作業を通じて、教育・保育の実践方法の体系化に取り組む。
③ ①②が実践的・理論的に有効なものであるかを検討するために保育を受けた当事者（卒園者）、保護者、実践者の評価を通じて検証していくことを課題とする。