研究課題
基盤研究(C)
社会は急速かつ複雑に変化しており、持続可能な社会の構築が喫緊の課題として注目されている。学校教育では多くの場合「持続可能な社会の創り手」という概念は児童生徒に対し使われることがほとんどである。しかし、児童生徒だけでなく教師や地域等が互いに触発し有機的に繋がり成長する共同エージェンシーの構築や本質的な変容的行動が求められている現在、教師が教師という職業的枠組みを越えて「持続可能な社会の創り手」の当事者として主体的に社会参画できるか否かが重要になるのではないだろうか。そこで本研究では、「持続可能な社会の創り手」としての教師の当事者性の形成プロセスについて明らかにすることを目指していく。