科学と人をつなぐための言語表現の学際的研究―科学オノマトペの語彙体系化―

• 研究課題/領域番号: 25K06624
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分09080:科学教育関連
• 研究機関: 山口大学
• 研究代表者: 難波 えみ 山口大学, 国際総合科学部, 講師 (30842819)
• 研究分担者: 堀田 のぞみ お茶の水女子大学, 基幹研究院, 基幹研究院研究員 (40636297)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円); 2028年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2027年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 科学 / オノマトペ / 言語表現

研究開始時の研究の概要

本研究では、科学的な文脈に見られるオノマトペを「科学オノマトペ」と呼び、研究対象とする。科学オノマトペは、感覚やイメージを想起させ、話者の体験を他者と共有できる語彙であるものの、理科・科学教育場面では、主観性や曖昧性を含むため、客観性は低い。しかし、日本語においてオノマトペは非常に豊かな語彙である。本研究は、言語資源として科学オノマトペを捉え、理科・科学教育への活用を視野に入れた基礎的研究である。科学オノマトペの言語的特質及び様相を明らかにすることを目的とする。科学コンテンツに加え、ワークショップによるフィールドワークからも科学オノマトペを収集し、科学オノマトペの語彙体系化を行う。