ジェンダー表現・意識が災害コミュニケーションに与える影響

• 研究課題/領域番号: 25K06629
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分09080:科学教育関連
• 研究機関: 高崎商科大学
• 研究代表者: 中川 由理 高崎商科大学, 商学部, 講師 (40815354)
• 研究分担者: 安部 美和 東海大学, 文理融合学部, 特任准教授 (40619805)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円); 2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 災害コミュニケーション / ジェンダー / 災害不安

研究開始時の研究の概要

日本は，ジェンダー格差が指摘され，災害復興の場面でもそれが災害復興の妨げの要因のひとつであることが指摘されている。そこで，本研究では，ジェンダーの意識・表現のあり方が，災害コミュニケーション場面に及ぼす影響について検討する。具体的には，性役割観・ジェンダー表現とジェンダーに関わる災害不安の実態把握，ジェンダー意識・表現が防災・避難・復興行動に与える影響過程の解明を行う。将来的にはジェンダー格差解消に向けての災害コミュニケーションのあり方としての具体的な仕組み作りを検討する基礎的研究として期待できる。