成人形成期におけるソーシャルスキル―スキル構成要素のプロトタイプ性の検討―

• 研究課題/領域番号: 25K06713
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分10010:社会心理学関連
• 研究機関: 流通経済大学
• 研究代表者: 澤海 崇文 流通経済大学, 共創社会学部, 准教授 (60763349)
• 研究分担者: 渡邊 弥生 法政大学, 文学部, 教授 (00210956) ; 稲垣 勉 京都外国語大学, 共通教育機構, 准教授 (30584586)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: ソーシャルスキル / コミュニケーション / プロトタイプ分析 / 成人形成期 / トライアンギュレーション

研究開始時の研究の概要

コミュニケーション能力（以下コミュ力と略す）は心理学においては様々な角度から研究されてきたが，その構成要素の順位づけがこれまでに検討されていなかったため，本研究ではコミュ力の構成要素の典型性を実証研究に基づき提案する。例えばコミュ力の構成要素として援助要請ができる，感情がうまく処理できる，共感できる，傾聴できる，といった特徴が先行研究で示されているが，どの要素がコミュ力の高い人として特に重要かを検証する。
本研究では18歳から29歳までの日本人に対して調査や実験を実施し，ポストコロナ時代でのコミュ力の構成要素を突き止め，時代に即したコミュ力に関する研究や実践の新たな局面への移行を促す。