適応論的観点による社会的アレルギーの機能

• 研究課題/領域番号: 25K06720
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分10010:社会心理学関連
• 研究機関: 椙山女学園大学
• 研究代表者: 羽成 隆司 椙山女学園大学, 情報社会学部, 教授 (40269668)
• 研究分担者: 河野 和明 東海学園大学, 心理学部, 教授 (30271381) ; 伊藤 君男 東海学園大学, 心理学部, 教授 (70529627) ; 高瀬 加容子 東海学園大学, 教育学部, 准教授 (80780436)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2029年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2028年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
• キーワード: 社会的アレルギー / 嫌悪感情 / 対人関係 / 適応論

研究開始時の研究の概要

他者による、些細だが繰り返される不快な言動が蓄積することで、強い嫌悪感情が形成される現象を「社会的アレルギー（social allergy）」と呼ぶ。本研究は、日本人における社会的アレルギーの実態と、その心理的メカニズムを明らかにし、この感情反応を適応論的観点から説明することを目的とする。5年間の計画では、質問紙調査、インタビュー、実験など複数の手法を用いてデータを収集・分析し、現象の特性と機能的意義を検討する。最終的には、社会的アレルギーの発現とその心理的意味を統合的に説明する「適応モデル」を構築する。