研究課題
基盤研究(C)
本研究は、性犯罪被害者に対する非難やバッシングを防止するために、その心理的要因や心理的メカニズムを明らかにすることを目的とする。被害者へのバッシングの背景には、レイプ神話の受容、公正社会信念、ダークトライアド・パーソナリティなど、様々な認知的・パーソナリティ要因が仮定できる。被害者への実態調査を行った後、これら要因の関連について、一般の人々を対象に質問紙調査や仮想シナリオを用いた実験的調査法を組み合わせて実施して検討する。さらに、啓発や介入等による有効な防止策を開発するための知見を得る。