抑うつ・不安症状を呈する大学生に対する学生相談機関への援助要請を喚起する説明方略

• 研究課題/領域番号: 25K06882
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分10030:臨床心理学関連
• 研究機関: 大阪国際大学
• 研究代表者: 木村 真人 大阪国際大学, 公私立大学の部局等, 教授 (60365004)
• 研究分担者: 山本 博樹 立命館大学, 総合心理学部, 教授 (30245188) ; 水野 治久 大阪教育大学, 連合教職実践研究科, 教授 (80282937)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2028年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 援助要請 / 説明方略 / 学生相談 / 大学生 / 抑うつ・不安

研究開始時の研究の概要

本研究課題では、「説明」を「理解不振を把握・改善する支援行為」と位置づけ、抑うつ・不安症状を呈する大学生の学生相談機関の利用を促進する説明方略を用いた介入法を開発することを目指す。これまでの援助要請を促進する介入の効果は限定的であり、援助要請が促進されない背景には、学生相談に関して、大学生の理解不振が生じており、援助要請促進の介入においては、理解不振を改善するための説明方略が必要となると考える。本研究により、理論面・実践面の両面において、援助要請研究を発展させ、かつ学生相談領域の実践にも貢献することが期待できる。