研究課題
基盤研究(C)
平面分割という組合せモデルは,単純な因子の積で表せる「きれいな」分配関数を持つ,スケール極限において特徴的な漸近挙動を示す,という数学的に顕著な性質を持つ.本研究では,きれいな分配関数のさらなる発見,および,平面分割の漸近挙動を調べるためのよりよいシミュレーション技法の提供を目指し,次の2点を実施する.(1)平面分割のきれいな分配関数の構築(2025-2026年度).(2)平面分割の乱択アルゴリズムの開発(2027-2028年度).