研究課題
基盤研究(C)
本研究課題では、1次の3点バーテックス関数を取り入れて、既存の第一原理GW法を「本質的に超える」高精度第一原理GWΓ法の開発に着手する。GWΓ法を研究代表者が独自に開発を行っている全電子混合基底法プログラムに実装する。さらに、本手法をCORE65やGW100として知られるベンチマークセットへ適応し、内殻電子束縛エネルギーや第一イオン化ポテンシャルを計算する。これらの計算を通して、内殻および価電子励起に対して、本手法の計算精度を系統的に調査する。本研究課題では、4年間を費やし、第一原理GWΓ法の確立を目指す。またGWΓ法を実装した全電子混合基底法プログラムをオープンソースとして公開する。