冷却原子気体を用いた量子開放系の理論研究

• 研究課題/領域番号: 25K07191
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分13020:半導体、光物性および原子物理関連
• 研究機関: 早稲田大学
• 研究代表者: 内野 瞬 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (80617465)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 非平衡物性 / 量子開放

研究開始時の研究の概要

現在、人工量子系の一つである冷却原子気体を用いた量子シミュレーション研究が盛んに行われている。特に、近年の発展が著しい量子情報科学との関連から注目されているのは量子開放系に関する研究である。本研究では、冷却原子気体の実験で実現される量子開放系の諸現象を説明するための理論を提案することを目的とする。具体的には、量子輸送系や光共振器中での冷却原子気体を想定し、これらの実験系で実現される量子開放現象を明らかにする。