研究課題
基盤研究(C)
電離ガスにより血液凝固物を生じさせ、組織損傷を伴わずに出血点を凝固物で被覆して止血可能であることが見いだされている。止血の際、血液の主成分であるタンパク質も凝集しており、電離ガス中の荷電が寄与している可能性が指摘されている。しかし、凝集メカニズムの詳細は分かっていない。そこで、物質表面荷電分布計測システムを構築し、物質(タンパク質溶液等)にプラズマを照射し、荷電供給量とタンパク質凝集状態との相関関係を見出す。