研究課題/領域番号 |
25K07300
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
奥山 和美 信州大学, 学術研究院理学系, 教授 (70447720)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 2重極限SYK模型(DSSYK) |
研究開始時の研究の概要 |
自然界には4つの力が存在することが知られているが、その中でも重力は量子力学的な記述が未だにわかっておらず、量子重力を完成させることは理論物理学に残された最大の課題である。量子重力の背後にはホログラフィー原理があり、時空の境界上の量子多体系と、境界に端を持つバルク時空上の量子重力が等価であると予想されている。この対応のトイモデルとして、フェルミオンの多体系であるSYK模型と、JT重力という2次元重力の間のホログラフィー対応が注目を集めている。特に、2重スケール極限を取ったSYK模型(2重極限SYK模型)は厳密に解けるため、量子重力のホログラフィー原理について具体的に調べることができる。
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