研究課題/領域番号 |
25K07316
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分15010:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する理論
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
本郷 優 新潟大学, 自然科学系, 助教 (10779656)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | QCD臨界点 / クォーク・グルーオン・プラズマ / 動的臨界現象 / 電磁プローブ / 流体揺らぎ |
研究開始時の研究の概要 |
量子色力学(QCD)により記述されるクォーク・グルーオン多体系は,高温・高密度環境で多様な物質相を実現する.初期宇宙にも存在したとされるこのQCD物質の相構造を解明するため,重イオン衝突実験によって超高温状態におけるクォーク・グルーオン・プラズマ(QGP)の研究が進んでいる.しかし,QCD相図に予想される臨界点の存在はいまだ確立していない.本研究では,電磁放射や密度揺らぎなどの物理量に着目することで,臨界ダイナミクスに起因する特徴的なシグナルを理論的に解析する.これにより,QCD臨界点の探索に貢献する新たな理論的枠組みを構築し,今後の重イオン衝突実験の解析指針を提供することを目指す.
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