超高エネルギー宇宙線の規則的磁場偏向を利用した宇宙線源と宇宙磁場の同時推定

• 研究課題/領域番号: 25K07333
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 木戸 英治 東京大学, 宇宙線研究所, 特任助教 (00633778)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 超高エネルギー宇宙線 / 超高エネルギーガンマ線

研究開始時の研究の概要

超高エネルギー宇宙線の起源は未解明の謎である。従来の到来方向のみを用いた異方性解析に対し、私はrigidityの情報と、規則的・ランダム両磁場による到来方向のずれを考慮した、起源天体推定法を新たに開発した。本研究ではこの手法を最新観測データに適用し、宇宙線源と磁場構造を推定する。また、数値シミュレーションにより、宇宙線伝播時に生成されるガンマ線やニュートリノの性質を予測し、起源天体の特定に迫る。