研究課題
基盤研究(C)
ガンマ線バーストの残光とはブラックホール生成などの際に放たれる相対論的ジェットが起源で、星間物質中を減速しながら伝播する衝撃波から放たれる多波長放射である。国際共同により建設が進んでいるガンマ線天文台CTAOの望遠鏡LST4台の完成により、遠方からのガンマ線バースト残光を多数検出できるようになる。ガンマ線バースト残光放射の数値計算コードを開発し、CTAが今後観測するTeVガンマ線領域の残光データと比較し、相対論的衝撃波における磁場の増幅、粒子加速、放射過程を明らかにする。