研究課題
基盤研究(C)
強烈な輻射フィードバックを克服して大質量星を形成するためには、円盤を介したガス降着が重要であることが示唆されています。また、ALMA高分解能観測により、大質量原始星周囲の円盤温度が約100-1000Kと高温であることも示され、物理的重要性や物質学的特異性から「ホットディスク」が注目されています。しかし、観測と比較可能な精密な理論モデルの構築は未だ十分ではありません。そこで本事業期間中の3年間、私は大質量星形成におけるホットディスクの学理確立を目指し、理論モデルの構築を進めます。さらに国際共同研究基盤を活かして、理論と観測の融合によって国際性と独自性に優れた研究を推進します。