研究課題
基盤研究(C)
GPS等を利用した衛星測位は日常生活に欠かせないものとなっている。自動車やドローンの自動操縦やスマート農業等の非常に高い精度が要求されるサービスにおいて、電離圏の影響による測位誤差の補正は非常に重要である。本研究では、信楽MU観測所において約40年間にわたって蓄積されてきた電離圏観測データを機械学習技術によってデータベース化し、得られたデータを国際標準電離圏モデルに組み入れることで、アジア地域における電離圏モデルの予測精度を高め、精密測位サービスの精度向上に寄与する。