研究課題
基盤研究(C)
国際的な結合モデル相互比較プロジェクトCoupled Model Intercomparison Project(CMIP6)では、気候モデルを用いた将来予測シナリオ実験の結果が提供されているが、一般的な気候モデルによる海洋データの空間分解能 はおよそ100kmであり、沿岸域の極端現象の影響評価を行うには十分とはいえない。そこで、本研究では物理法則に基づく機械学習による海洋のダウンスケーリング手法の開発を行う。さらに、この手法を活用して、温暖化時の極端水位の変化に寄与する物理プロセスは何かという学術的な問いに答えることを目指す。