研究課題
基盤研究(C)
本研究では,島弧・陸弧・安定陸塊・衝突帯の4つの構造場の判別の機械学習アルゴリズムの開発を目標とする.そして,そのアルゴリズムを白亜紀・古第三紀の砕屑岩に適応して,過去の構造場の復元に利用できるのかを検証する.このためにまずは,文献調査によって現世の砕屑物の化学組成データを世界中から収集する.採用する機械学習は,ランダムフォレストもしくは勾配ブースティングを想定している.ただし,十分な数のデータを集めることに成功した場合は,ニューラルネットワークの採用をも考える.