研究課題
基盤研究(C)
樹脂軸受は鋼軸受が使用できない過酷な環境で使用される。近年、Raphaelらの研究により、結晶性樹脂であるPA66を用いた引張圧縮疲労き裂先端には、球晶によって離散化された先行き裂が発生することが示唆された。本研究では結晶性樹脂軸受を用いた転がり疲労試験を行い、球晶とき裂の関係を観察することによって、離散化された領域内を進行する転がり疲労き裂進展モデルを構築することを目的とする。