高周波放電を用いた選択的マイクロ放電固化による金属積層造形法

• 研究課題/領域番号: 25K07520
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分18020:加工学および生産工学関連
• 研究機関: 豊田工業大学
• 研究代表者: 古谷 克司 豊田工業大学, 工学部, 教授 (00238685)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 付加製造技術 / 金属粉末 / 放電 / 電極対

研究開始時の研究の概要

付加製造技術を利用した3次元造形装置の開発が急速に進んでいる．金属粉末をレーザや電子ビームにより焼結する方法も実用化されているが，ビーム源が現在でも高価であるため，装置価格が下がらず普及が遅れている．本研究では近接させた電極対と粉末層間で高周波放電を発生させて金属粉末を固化することで，3次元形状を創成する積層造形法を開発することを目的とする．電流経路が粉末の表層だけに限定されるため，加工特性は堆積厚さに依存しない．放電時の粉末挙動を観察することにより堆積のための加工条件を最適化する．