研究課題
基盤研究(C)
本研究では、例えばタイヤが回転しながら走行する自動車のように、回転機構を伴って流体中を進行する実用3次元ブラフボディにおいて、複雑に相互干渉する流動現象を総合的に最適化する効率的手法と、個別最適化では得られない対象ブラフボディの流力性能向上の実現を目指す。このため、回転機構とボディの双方の形状が総合的な流体力性能に与える影響の感度解析や、回転部が生じる力の最適分布の解析などを行い、それらの結果を基に定めた形状パラメータを設計変数として回転機構とボディ双方の形状最適化を行うことで、総合的な流体力性能を向上させる技術を構築、実証する。