研究課題
基盤研究(C)
数値シミュレーションと実験計測を相補的に進め,共鳴現象を介したカプセルの局在化機構を究明し,カプセル懸濁液の輸送制御を実現する技術基盤を確立する.これらの知見に基づき,超音波診断用の薬剤カプセルへの応用を検討し,共鳴輸送科学の創生を目指す.具体的には,1年目に,「単一カプセル変形における共鳴力学の解明と共鳴周波数の推定」,2年目に,「振動場におけるカプセル懸濁液の物性推定と局在化機構の解明」,最終年度に,「超音波照射由来の振動による薬剤カプセルの局在化制御の実証」を行う.