研究課題
基盤研究(C)
熱音響自励振動の振動流を利用して発電する試みとして,インパルスタービンを応用する試みがなされてきた.しかしながら,同様に振動流により駆動するウエルズタービンを応用した報告は極めて少ない.本研究では,振動数が数10 Hz~数100 Hzに渡る熱音響自励振動の振動モードを共鳴器により制御し,従来,振動数が数Hz程度の波浪による波力発電に用いられてきたウエルズタービンを概ね定在波の基本振動で駆動することで,熱音響発電の出力が増大することを実験により明らかにする.