研究課題
基盤研究(C)
本研究は,固体面に幾何学的・化学的不均一が存在する際の接触線や界面形状の断続的・振動的な変動が巨視的接触角に及ぼす影響を明らかにすることを目的とする.各種の実材料の非連続的濡れ挙動での界面形状を3次元界面測定手法で実験的に明らかにするとともに,材料の表面観察手法や分子動力学シミュレーションを用いることにより,固体面での不均一の状態と界面挙動の関連を見出し,実表面に適用可能な接触角評価モデルを提案する.