研究課題
基盤研究(C)
本研究では、様々な運用環境下での電力変換器を安定運用するために、電力変換器とその環境要因を含むシステム全体の統合的なモデル化を目指す。そのためには、既知の物理モデルをもつシステムである電力変換器と未知のシステムである環境要因が混在した状況で得られるセンサー情報から、それぞれのシステムをうまく分離し、さらにその安定運用のための統合モデルを構築する必要がある。そこで、モデルベースとデータ駆動型の機械学習を併用することにより、電力変換器の構成素子と環境要因にどのような関係性があるのかを定量的に分析する手法の確立が期待できる。