研究課題
基盤研究(C)
小型電気機器、EV、産業機器、その他を含むワイヤレス給電世界市場の規模は拡大の一途を辿るとされている。市場規模の拡大は、安全・安心の担保が大前提である。EV技術/無線給電技術分野の発展は、今後の安全運用こそが重要であるものの、電磁波が生体に与える作用については未だに解明されてない点が多いのが現状である。本研究は、数十kHzから数百kHz帯の交流磁界が生体に曝露された際の作用とそのメカニズムについて明らかにする。これらにより、ICNIRPが研究データの不足を認める「電磁波の生体作用」に関する知見を与え、「生体近傍において利用されるワイヤレス電力伝送の安全・安心」を担保する。