生体用EPR分光器に用いるSub-GHz帯超低ノイズ RFシンセサイザの開発

• 研究課題/領域番号: 25K07779
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分21030:計測工学関連
• 研究機関: 静岡大学
• 研究代表者: 赤羽 英夫 静岡大学, 工学部, 准教授 (00552077)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: RF synthesizer / Phase noise / Amplitude noise / EPR spectroscopy

研究開始時の研究の概要

本研究では、フリーラジカル分子イメージングが可能な生体用電子常磁性共鳴(EPR)分光器に用いる超低ノイズ Sub-GHz帯RFシンセサイザを開発することを目指す。RFシンセサイザは、磁気共鳴の生成に必要な回転磁場を発生させる正弦波信号の生成に用いられる。連続波EPR法では、共鳴信号が微弱であることから磁場変調法を用いている。そのため、回転磁場周波数から磁場変調周波数だけシフトした共鳴信号をロックイン検出する必要がある。その際、元々の正弦波信号の位相ノイズや振幅ノイズが共鳴信号に重なって現れ、信号対ノイズ比を悪化させる。したがって、超低ノイズなSub-GHz帯RFシンセサイザの開発が重要となる。