地盤の引張強度を陽に考慮した斜面安定解析法の開発による斜面リスク評価の高度化

• 研究課題/領域番号: 25K07917
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分22030:地盤工学関連
• 研究機関: 金沢大学
• 研究代表者: 小林 俊一 金沢大学, 地球社会基盤学系, 准教授 (10243065)
• 研究分担者: 熊 曦 金沢大学, 地球社会基盤学系, 助教 (10897680) ; 山栗 祐樹 中央大学, 理工学部, 助教 (30972062)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 斜面安定解析 / 引張強度 / 剛塑性有限要素法 / 不飽和地盤 / リスク評価

研究開始時の研究の概要

地震、豪雨、噴火などに伴って発生する斜面災害は、国内外を問わず防災・減災の重要課題である。災害現場の多くで地表面付近に引張亀裂が確認されており、斜面安定性を的確に評価するためには、地盤の引張・せん断強度を同時に考慮可能な数値計算法の開発が急務である。本研究では数値計算法の開発を行い、その有効性を小型模型実験により検証する。その上で、地盤の引張強度が斜面安定性に与える定量的影響を調査し、災害リスク評価の高度化を目指す。