研究課題
基盤研究(C)
生活道路交差点を対象とした効果的な交通安全管理のためには,「見通し」を考慮した事故危険性の評価を行うことが重要である.本研究では,モービルマッピングシステム(MMS)やスマートフォンにより取得される3次元点群情報を用いて,生活道路交差点における「見通し」を的確かつ効率的に定量化するための手法の確立を目指す.さらに,これまで構築してきた出合頭事故危険性評価のための統計モデルおよび確率的シミュレーションモデルに,3次元点群情報による見通し指標を組み込むことで,様々な場面での活用を想定した出合頭事故危険性評価手法を構築し,その活用性の評価を行う.