研究課題
基盤研究(C)
近年の金価格高騰に伴い、零細小規模金採掘(ASGM)の産業活動が活発になり、水銀使用量及び排出量が増加したとされているが、その実態は不明なことが多く、特に非合法ASGMの実態が不明であることが大きな問題となっているインドネシアを調査地点とする。現地でのモニタリングシステムを構築するために研究分担者や研究協力者としてインドネシアパランカラヤ大学Rosana先生、プルタミナ大学Mega先生らとともに、ASGM近傍、及びその周辺について河川水、底質、その他適切な試料を採取するなどの予備調査を実施する。その結果から調査地点を決定し、雨季や乾季の季節変化を考慮したモニタリングシステムを構築する。