研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ヒヤリハットとロードキルデータが収集可能なWebフォームによるシステムを開発し、長期的なロードキルのモニタリングシステムの構築を目指している。また、奄美大島と沖縄本島北部の住民や観光客に対してアンケート調査を実施し、小動物の道路への飛び出し状況の分析や、ロードキルに対する住民や観光客の理解度、通報方法などの認知度を解明する。。さらに、アマミノクロウサギとヤンバルクイナを対象として、MaxEnt (Maximum Entropy Modeling)を用いて生息適地確率を推計し、ロードキル発生要因の分析を行い、ドライバー視点や道路環境の面からロードキル対策に向けた提案を行う。