研究課題
基盤研究(C)
地球温暖化対策としてCO2の排出削減に加え、空気中のCO2を閉じ込める「カーボンネガティブ」が重要視されています。本研究では、建築資材として土成形体に炭素を貯留する方法を提案します。焼成処理や汚染リスクのある固化材を排除し、農業・自然界へ容易に分解可能な設計を目指します。この方法が認可されれば、建材利用の促進や大量の建設発生土の活用が期待されます。研究では、土やバイオ炭の特性を活かした設計手法を検討します。