移行経済下のベトナムの大都市における都市計画制度の改善方策に関する調査研究

• 研究課題/領域番号: 25K08054
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分23030:建築計画および都市計画関連
• 研究機関: 関西学院大学
• 研究代表者: 松村 茂久 関西学院大学, 建築学部, 教授 (60552297)
• 研究分担者: 松本 邦彦 金沢大学, 地球社会基盤学系, 准教授 (30721253) ; 大橋 弘明 立命館アジア太平洋大学, サステイナビリティ観光学部, 准教授 (70871052) ; 青木 嵩 大阪大学, 大学院工学研究科, 助教 (70908798) ; 福本 優 兵庫県立人と自然の博物館, 兵庫県立人と自然の博物館, 研究員 (80810168)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: 開発途上国の都市開発 / TOD（公共交通志向型都市開発） / 移行経済下の都市計画制度 / ベトナム

研究開始時の研究の概要

ベトナム国ホーチミン市においては、市独自の都市計画制度（Resolution：国会決議）を制定し、公共交通沿線の市街地の都市開発を官民連携により推進しようとしている。本調査では、日本のJICAによる支援を受け2024年12月に開業したホーチミン市ではじめてとなる都市鉄道である１号線沿線の市街地の都市開発状況を調査し、市独自の都市計画制度の適用状況を明らかにするものである。加えて、新たな都市計画の仕組みの影響を適切に評価するため、広範な都市域への影響や沿線住民の生活実態の変化等についても調査・分析を行う。