研究課題
基盤研究(C)
地球外天体において人間が呼吸可能な居住空間雰囲気であるNormoxic Atmosphereは,地上と比較して雰囲気圧力および酸素濃度が異なり,また重力レベルの違いにより自然対流速度も異なる.本研究ではスケール解析の手法を用いてNormoxic Atmosphereでの熱的に薄い固体材料の燃え拡がりモデルを構築し,これまで実施された航空機実験,国際宇宙ステーションでの長時間燃焼試験と地上実験とを比較することで,地上で取得可能なデータから定量的に限界酸素濃度を予測可能なモデル式の構築を行う.