研究課題
基盤研究(C)
鳥型ロボットは、柔軟な翼を羽ばたかせることで飛行するため、騒音や接触の脅威が他の飛行ロボットよりも小さく、市街地のような込み入った環境や人に近い空間での飛行が期待されている。ただし、鳥が枝や軒に止まるような着地が実現できなければその応用は限られてしまう。そこで、本研究ではこのロボットによる定点着地に関する研究を行う。生物の鳥は着地直前に身体を起こして仰角を増加させ、空気抵抗による減速と同時に失速を遅らせることで定点着地を実現している。このような鳥の着地方法を工学的に実現し、鳥型ロボットの応用範囲を拡大することがすることが本研究の目的である。