研究課題
基盤研究(C)
水中遠隔操作探査機(ROV)は陸上や船上で水中の映像を見ながら遠隔制御で探査機を操作するが、映像や制御信号を伝送するために長いケーブルが使用される。水中映像からはROVの前方しか見れないため、操作時のケーブル位置を把握するのが難しく、最悪ケーブルが絡まることで走行不能になる場合がある。本研究では、ROVケーブル位置を可視化するための水中音響測位システムにおいて、ケーブル径の増大や装置コストの上昇を抑えるための手法として、カスケード接続とアナログフィルタによるケーブル内蔵型の水中音響測位システムの開発に取り組む。