電気自動車と再エネを活用した常時と非常時を両立させる電力システムの創出と最適化

• 研究課題/領域番号: 25K08190
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分25010:社会システム工学関連
• 研究機関: 金沢工業大学
• 研究代表者: 西田 義人 金沢工業大学, 基礎教育部, 准教授 (60883311)
• 研究分担者: 泉井 良夫 金沢工業大学, 工学部, 教授 (40576922) ; 夏梅 大輔 金沢工業大学, 地方創生研究所, 研究員 (40836970)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 電気自動車 / 再生可能エネルギー / 災害対応型電力システム / ロバスト最適化 / 設備設計最適化

研究開始時の研究の概要

近年、地震や台風などの大規模自然災害による長期停電が全国各地で頻発しており、非常時における自立的かつ持続可能な電力供給体制の構築が急務となっている。そこで、本研究では、電気自動車と再生可能エネルギーを組み合わせた災害対応型の電力供給システムの設計と最適化を目的とする。具体的には、発電量の予測誤差を確率的にモデル化し、それに対応した運用計画を構築するための最適化技術を開発する。また、地域ごとに異なる防災ニーズに応じて、最適な設備構成を効率的に設計するための最適設計技術とシミュレーション環境を構築する。これにより、災害時に柔軟かつ確実に電力供給が可能な分散型電力システムの実現を目指す。