研究課題
基盤研究(C)
本研究では,道路交通における自転車の不安全行動要因を明らかにし,特徴的な自転車行動をモデル化する.行動のモデル化によって自転車行動を予測することが可能となり,運転支援システムと併用することで,より安心・安全なシステムの構築を目指す.多くの自動車に搭載されるようになった予防安全装置は,自動車から捉える情報に基づいて回避動作をとるように設計されているものが多く,車両や歩行者を含む周辺環境をいかに正確に捉えるかに依存しているといえる.このような現状において,車両側で歩行者や自転車の行動を予測することができれば,今以上に安全な道路交通の実現が期待できる.