研究課題
基盤研究(C)
地球温暖化の影響により2040年頃には洪水発生頻度が約2倍になると試算されるなど、水害の激甚化害が予想され,「流域治水」対策が提唱されている。そこでは「インフラDX技術の進展」による河川管理の高度化・効率化が目標とされているが、適した計測手法が無いため河道の実態が把握できておらず、気候危機への有効な対策も立案されていないのが実情である。本研究は陸部と水中下の詳細な地形を可視化できる緑色波長域レーザを活用したUAVにおいて、動力源の消費をコントロールすることで強風下でも長時間の安定飛行を可能にし、水中の測深能力を向上させる条件を選択するAI(人工知能)制御による高精度3次元計測を実施する。