ほぼ全域が浸水の可能性のある長野市平野部内の住民を対象に研究を進める。 (a)小学校の休み期間中、親子で参加する「防災・ラジオ工作教室」を複数回開催し、ラジオ工作などを子供が楽しみながら水害や避難を疑似体験する内容を提供する。イベントではマイ・タイムラインの作成方法を解説し、マイ・タイムラインを作成、提出してもらう。 (b)イベント開催毎に参加へのヒアリングを行い、防災行動の習慣化定着度を把握する。また、台風来襲時にマイ・タイムラインに沿った行動をとったか、その時考えたことなども聴取する。 (c)イベント参加とその後提出してもらう定期レポートを分析し、習慣化が定着し行動変容に至る過程を分析する。
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