CO2還元や水蒸気電解に資する中温域プロトン伝導性酸水酸化物の体系化に関する研究

• 研究課題/領域番号: 25K08282
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分26020:無機材料および物性関連
• 研究機関: 神奈川大学
• 研究代表者: 齋藤 美和 神奈川大学, 公私立大学の部局等, 教務技術職員 (60594215)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: プロトン伝導

研究開始時の研究の概要

従来の高温型電解セルは600度以上の作動温度を必要とし、高コストが市場拡大の障壁となっている。CO2の利活用や水素製造のためには、低温で作動可能な高熱安定性酸水酸化物群の探索が必要である。熱安定性とプロトン伝導性の関係を解明することが不可欠である。
本研究は、従来と異なる高熱安定性高温プロトン伝導材料を探索し、CO2還元や水素製造のプロセスにおいて400度以下の作動温度を実現することを目指す。水酸化物イオンを高温で安定的に保持する材料の合成と、その構造と機能の関係を明らかにすることを目的とする。