研究課題
基盤研究(C)
本研究では、撹拌装置を用いた晶析操作においてとくに重要と考える「撹拌羽根の旋回領域内の流動状態(乱流やスラリ-流)」、「反応添加液が混合・反応する現象とそれに伴う微結晶の生成」、「撹拌羽根に対する結晶の衝突による微結晶生成・摩耗」、「槽底からの粒子の浮遊分散」に着目し、最先端のトモグラフィックステレオPIV計測や可視化・画像解析によるによる実測データ、ならびにポピュレーションバランス解析にもとづいて、装置内で引き起こされる様々な現象をコンピューターを用いて忠実に再現することで製品結晶の高度な品質予測・制御を可能とする「デジタルツイン技術」の完成を目指す。