研究課題
基盤研究(C)
工業プロセス中で扱うコロイド粒子懸濁液の高濃度化を実現するためには、その非線形的な流動挙動を理解し、制御する必要がある。そこで本研究では、「界面化学的な粒子間相互作用を受けた粒子がどのように運動して粒子懸濁液としての流動性を決めるのか」を、数値シミュレーションと実験によって明らかにする。粒子スケールの数値シミュレーションと、界面化学的な実験手法とを連携させるアプローチにより、高濃度コロイド粒子懸濁液の流動挙動を粒子一つ一つのレベルから理解することを目標とする。