研究課題
基盤研究(C)
薄膜構造を調べる実験法として代表的な中性子反射率法と、中性子非弾性・準弾性散乱法の一種である中性子スピンエコー法を併せる事で、薄膜のナノメートル・ナノ秒の時空間スケールにおける構造とダイナミクスを、非破壊・非接触で同時測定する。この実験手法を用いる事で、薄膜に特異的な動的現象を原子・分子レベルで定量的に評価し、主としてダイナミクスという観点から薄膜物性を明らかにする。