低利得短パルスレーザーにおけるポピュレーションレンズ効果の影響解明

• 研究課題/領域番号: 25K08516
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分30020:光工学および光量子科学関連
• 研究機関: 東北工業大学
• 研究代表者: 佐藤 篤 東北工業大学, 工学部, 教授 (00322686)
• 研究分担者: 石井 昌憲 東京都立大学, システムデザイン研究科, 教授 (70359107)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: パルスレーザー / ポピュレーションレンズ効果 / アレキサンドライトレーザー

研究開始時の研究の概要

アレキサンドライトレーザーは、医療・美容分野などで広く利用されている可視レーザーであり、近年では半導体レーザー励起下での高出力動作が可能になりつつある。しかしながら、アレキサンドライト結晶は励起状態及び基底状態のCrイオン間の屈折率差に起因するポピュレーションレンズ(PL)効果が起こりやすく、これが高出力化や出力安定化の障害になっている。PL効果は、励起条件に対する依存性や時間応答に関する知見がまだほとんど得られていないため、本研究では、PL効果の挙動の解明によりテラヘルツ波発生及びライダー観測への応用を目的とした高出力パルスレーザーの実現を目指す。