研究課題
基盤研究(C)
気相で鏡像体を区別する観測手法が注目を集めている。気相は密度が低いので、感度の良い方法が必要である。その結果、磁気双極子遷移にたよらない方法が、相次いで提案されてきた。それでは、装置が簡単で汎用性のある方法はどれであろうか。申請者は最近、粒子間の相関についての一般的な理論を提案した。本研究は、クーロン爆発イメージングによるキラル分子の識別における分子の整列の影響を明らかにする。