研究課題/領域番号 |
25K08611
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分33010:構造有機化学および物理有機化学関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
鈴木 優章 島根大学, 学術研究院環境システム科学系, 准教授 (90506891)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 共鳴構造 / 水素結合 / 互変異性 / 芳香族性 / プロトン共役電子移動 |
研究開始時の研究の概要 |
芳香族性は有機化学の最重要概念のひとつであるが、その定義は曖昧である。ここでは有機化合物が条件を満たした際に受ける安定化効果のこととする。本研究では、その骨格をなす炭素―炭素結合を他の元素や相互作用に置き換えることを狙い、水素結合や共鳴など様々な安定化効果を多次元的に組み合わせることで、芳香族性に匹敵する作用を発生させられる概念を創出するのが目的である。先行研究で用いられたトリアジンからコア構造を拡大させたヘプタジンの外周部にβ-ジケトンを縮合・部分修飾させ、互変異性と共鳴によって水素結合が環状に連結され電子が非局在化するよう設計した、次なる“疑似芳香族性”分子の創製と機能解明を進める。
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