ポリオキソメタレートを基盤とする可視光感光性光酸発生剤の創出

• 研究課題/領域番号: 25K08726
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分34030:グリーンサステイナブルケミストリーおよび環境化学関連
• 研究機関: 大阪公立大学
• 研究代表者: 小玉 晋太朗 大阪公立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (30612189)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
• キーワード: 光酸発生剤 / ポリオキソメタレート / 可視光

研究開始時の研究の概要

可視光エネルギーの高効率利用などの観点から、可視光に感光する光酸発生剤が近年注目を集めている。ところが、従来型の光酸発生剤では、その感光波長を可視領域にまでシフトさせるためにクロモフォアの多段階合成が必要となるため、合成プロセスの複雑化は避けられない状況にある。そこで本研究では、可視光応答ポリオキソメタレートからの光酸発生の機構を解明することにより、迅速・自在合成が可能なシンプルな分子構造の有機カチオンと着色した無機アニオンからなるポリオキソメタレート系光酸発生剤を創出する。